ITAF
Information Technology Assurance Framework
ITAF(IT保証フレームワーク(ITAF))とは
ひとことで
ISACAが定めた、IS監査・保証業務を行うための枠組み。監査人の独立性や専門家としての注意などの一般基準、計画・証拠収集などの実施基準、報告基準と、それを補うガイドラインやツール・技法で構成される。
たとえると
スポーツの審判が従う「審判規程」のようなものです。審判によって判定がばらばらにならないよう、立ち位置・判定の根拠・結果の伝え方まで共通のルールを決めています。
現場ではこう使う
ある製造業の内部監査室は、IT監査の品質が担当者によってばらついていました。ITAFを参考に、監査計画時のリスク評価、監査証拠の記録方法、報告書の書式を標準化しました。その結果、どの監査でも結論の根拠を後からたどれるようになりました。
試験のポイント
EXAM POINTCISAでは、個々の基準の番号よりも「監査人は独立性を保ち、十分かつ適切な監査証拠に基づいて結論を出し、報告する」という考え方が問われます。迷ったら「監査基準に沿っているか」「専門家としての注意を払っているか」という視点で選択肢を見ましょう。監査人が自ら統制を設計・導入する選択肢は、独立性の観点から不適切になりやすい点も押さえます。
混同しやすい用語との違い
- COBIT組織のITガバナンス・マネジメントの枠組み。ITAFは監査人が監査を行うための枠組み
- Audit Charter個々の組織で監査機能の目的・権限・責任を定める文書。ITAFは業界共通の監査の基準