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Statistical Sampling
Statistical Sampling

Statistical Sampling(統計的サンプリング)とは

ひとことで

母集団から無作為などの統計的な方法で標本を抽出し、その結果から母集団全体について結論を推定する手法。サンプリングリスクを数値で示せる。準拠性テストでは属性サンプリング、実証性テストでは変数サンプリングが使われる。

たとえると

鍋のスープの味見のようなものです。よくかき混ぜてから一杯すくえば、鍋全体の味が分かります。かき混ぜずに上澄みだけすくうと、全体の味を正しく判断できません。

現場ではこう使う

ある自治体の監査で、1年分の支払伝票は数万件ありました。監査人は乱数で伝票を抽出し、承認印の有無を確認しました。抽出結果から逸脱率を推定し、許容できる範囲を超えていたため、承認手続の不備として報告しました。

試験のポイント

EXAM POINTCISAでは、統計的サンプリングと監査人の判断で選ぶ非統計的(判断)サンプリングの違いが問われます。結論を客観的に母集団へ広げたい、サンプリングリスクを数値で示したいなら統計的サンプリングです。求める信頼度を上げると標本数が増える、母集団の逸脱が多いと予想されると標本数が増える、という関係も押さえましょう。

混同しやすい用語との違い

  • CAATコンピュータで監査手続を行う技法。全件分析ができる場合はサンプリング自体が不要になる
  • Audit Risk監査人が誤った結論を出すリスク。サンプリングリスクはその一部(発見リスク)に影響する

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