マルテクテクBETA CISM
MTD
Maximum Tolerable Downtime

MTD(最大許容停止時間)とは

ひとことで

業務やプロセスが停止しても、組織が受け入れられない損害を被る前に許される最長の時間。BIAで決める。RTOはMTD以内(通常は余裕を持ってより短く)に設定する必要がある。ISO 22301ではMTPD、ISACAの資料ではMTOと呼ばれることもある。

たとえると

冷蔵庫が停電で止まったとき、「何時間までなら食材が傷まないか」の限界時間のようなものです。復旧の目標(RTO)は、この限界より前に設定しなければ意味がありません。

現場ではこう使う

ある通販会社はBIAを行い、受注業務が48時間止まると取引先との契約違反や顧客離れで深刻な損害になると判断しました。この48時間をMTDとし、受注システムのRTOは余裕を持たせて24時間に設定しました。

試験のポイント

EXAM POINTCISA・CISMでは「RTO ≤ MTD」の関係が基本です。MTDは業務側の視点で決めるもので、BIAによって求めます。RTOがMTDを超えている復旧計画は不適切と判断します。RPOは「どこまでのデータ損失を許容できるか」という時点の指標なので、時間の長さを示すMTDやRTOと区別しましょう。

混同しやすい用語との違い

  • RTOシステムを復旧させる目標時間。MTDより短くする
  • RPO許容できるデータ損失の時点。停止時間の長さではない

関連用語

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