RACI
Responsible, Accountable, Consulted, Informed
RACI(RACIチャート(責任分担表))とは
ひとことで
作業や意思決定ごとに、実行する人(R)、最終的な説明責任を負う人(A)、事前に相談する人(C)、結果を知らせる人(I)を整理した表。1つの活動に対してAは1人にするのが原則である。
たとえると
文化祭の準備で、「飾り付けをする係」「最終的に責任を持つ実行委員長」「意見を聞いておく先生」「決まったことを伝えるクラス全員」を表にしておくようなものです。誰がやるのか分からない作業がなくなります。
現場ではこう使う
ある会社では、セキュリティパッチの適用が部門間で押し付け合いになっていました。RACIチャートを作り、適用作業はインフラチーム(R)、最終責任はシステム所管部長(A)、影響の相談先はアプリ担当(C)、結果の共有先はヘルプデスク(I)と決めました。
試験のポイント
EXAM POINTCISMでは、セキュリティの役割と責任を明確にする手段としてRACIが登場します。「説明責任(A)は1人」「実行する責任(R)と説明責任(A)は違う」がポイントです。CISAでは、役割と責任が文書化され、職務分掌と矛盾していないかが確認されます。
混同しやすい用語との違い
- SoD重要な業務を複数人に分ける原則。RACIは誰がどの役割を担うかを整理する表
- Risk Ownerリスクに説明責任を持つ人。RACIでいえばリスクに関するA(説明責任者)にあたる