マルテクテクBETA Security+
ALE
Annualized Loss Expectancy

ALE(年間損失予想額)とは

ひとことで

1年間に見込まれる損失額。ALE=SLE×ARO。対策投資の費用対効果の判断に使う。

たとえると

自転車の盗難保険を検討するときに、「盗まれたら1回いくら損するか」×「1年に何回盗まれそうか」で、1年あたりの損失を見積もる考え方です。保険料がその額より高ければ、入る意味は薄いと判断できます。

現場ではこう使う

価値500万円のサーバー(AV)が水害に遭うと、価値の40%(EF)が失われます。1回の損失額(SLE)は 500万円 × 0.4 = 200万円。水害が10年に1回(ARO = 0.1)起きるとすると、ALEは 200万円 × 0.1 = 年間20万円です。対策に年間50万円かかるなら、費用対効果は見合わないと判断できます。

試験のポイント

EXAM POINT計算問題の定番です。「SLE = AV × EF」「ALE = SLE × ARO」の2つの式を覚えましょう。AROは「1年あたりの回数」なので、「10年に1回」なら 0.1 になる点に注意。対策の年間費用がALEを上回るなら、費用対効果は見合いません。

混同しやすい用語との違い

  • SLE1回起きたときの損失額(1年あたりではない)
  • ARO1年に起きる回数(金額ではない)

関連用語

ALE が出てくる Security+ の問題に挑戦してみましょう。

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