Audit Committee
Audit Committee
Audit Committee(監査委員会)とは
ひとことで
取締役会の中に設けられる委員会で、主に社外取締役などの独立した委員で構成され、財務報告、内部統制、内部監査・外部監査を監督する。内部監査部門の独立性を確保するため、監査部門は機能上この委員会に報告する。日本の会社では、機関設計により監査役(会)や監査等委員会が近い役割を担う。
たとえると
サッカーの試合での「審判委員会」のようなものです。審判(監査人)がチームの監督に気をつかわずに公正な判定ができるよう、どちらのチームにも属さない立場から審判を守り、監督します。
現場ではこう使う
ある上場企業の内部監査で、重要システムのアクセス管理に重大な不備が見つかりました。IT担当役員は報告を遅らせるよう求めましたが、監査部長は監査憲章に従って監査委員会へ直接報告しました。委員会は経営陣に是正計画の提出を求めました。
試験のポイント
EXAM POINTCISAでは「IS監査部門の独立性を最もよく確保できる報告先」として監査委員会が正解になりやすいです。IT部門長やCIOへの報告ラインは、監査対象からの独立性を損なうおそれがあります。重大な発見事項を経営陣が受け入れない場合の報告先としても押さえましょう。
混同しやすい用語との違い
- Audit Charter監査機能の目的と権限を定めた文書。監査委員会はそれを承認し、監査機能を監督する組織
- CSIRTインシデントに対応するチーム。監査委員会は監督機関であり、実務対応はしない