Internal Control
Internal Control
Internal Control(内部統制)とは
ひとことで
企業が業務を適正かつ効率的に進めるために、社内のルールや手続き、チェックの体制を整えて運用する仕組み。経営者が整備・運用の責任を持つ。不正やミスを防ぎ、財務報告を含む報告の信頼性を確保することなどを目的とする。
たとえると
お祭りの会計で、お金を受け取る人と帳簿をつける人を分け、最後に別の人が金額を照らし合わせるようなものです。一人に全部を任せないことで、うっかりミスにも不正にも気づけるようにします。
現場ではこう使う
ある会社で、経理担当者が一人で支払いの申請と承認の両方を行えるようになっていました。内部統制の見直しで、申請する人と承認する人を分ける「職務分掌」を導入し、システム上でも同じ人が両方できないよう権限を設定しました。毎月の支払い一覧を上司が確認する手順も加えました。
試験のポイント
EXAM POINT内部統制の4つの目的(業務の有効性・効率性、報告の信頼性(2023年の基準改訂で「財務報告の信頼性」から改められました。過去問では旧表現で出ることもあります)、事業活動に関わる法令等の遵守、資産の保全)と、6つの基本的要素(統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング、ITへの対応)が問われます。担当を分けて互いにチェックさせる「職務分掌(相互けん制)」が具体策の代表です。
混同しやすい用語との違い
- System Audit独立した監査人が情報システムのコントロールを点検・評価する活動。内部統制は組織自身が整える仕組み
- ISMS情報セキュリティに特化したマネジメントシステム。内部統制は業務全般が対象