Defense in Depth
Defense in Depth
Defense in Depth(多層防御)とは
ひとことで
複数の異なる種類の対策を重ねて配置し、1つの対策が破られても次の対策で防ぐという考え方。技術的・管理的・物理的な対策を組み合わせる。
たとえると
お城の守りのようなものです。堀があり、城壁があり、門番がいて、最後に天守閣の扉があります。どれか1つを突破されても、次の守りが待っています。
現場ではこう使う
ある病院では、ファイアウォールでインターネットからの通信を制限するだけでなく、職員向けのフィッシング訓練、電子カルテへの多要素認証、端末のマルウェア対策、サーバー室の入室管理を組み合わせています。ある職員が不審なメールのリンクを開いてしまったときも、多要素認証によってアカウントの不正利用は防げました。
試験のポイント
EXAM POINT「複数の層」「1つが破られても次で防ぐ」と出てきたら多層防御です。単一の製品に頼らず、技術的・管理的・物理的な対策を組み合わせる点が大切です。多層防御はゼロトラストと対立する考え方ではなく、両者は組み合わせて使われます。
混同しやすい用語との違い
- Zero Trust社内外を問わず、アクセスのたびに検証する考え方。多層防御は対策を重ねる考え方で、両者は併用できる
- UTM複数の機能を1台に統合した装置。1台に集約するため、それだけでは多層防御とはいえない