NGFW
Next-Generation Firewall
NGFW(次世代ファイアウォール)とは
ひとことで
従来のポート/IP制御に加え、アプリケーション識別・IPS・URLフィルタなどをL7まで統合したファイアウォール。
たとえると
従来の門番は「どこから来て、何番の部屋に行くか(IPアドレスとポート番号)」しか見ませんでした。NGFWは「その人が何をしに来たか(どのアプリの通信か)」まで見て、通すかどうかを判断する門番です。
現場ではこう使う
従来のファイアウォールでは、443番ポート(HTTPS)を開けると、その上で動くさまざまなアプリの通信を区別できませんでした。NGFWに入れ替えたことで、同じ443番ポートでも「業務用のWebサービスは許可、個人向けのファイル共有サービスは禁止」とアプリ単位で制御でき、内蔵のIPS機能で攻撃の通信も遮断できるようになりました。
試験のポイント
EXAM POINT「アプリケーションを識別して制御」「L7(アプリケーション層)まで検査」「IPSやURLフィルタリングを統合」ならNGFW。Webアプリへの攻撃(SQLi・XSS)対策に特化しているならWAF、ウイルス対策やスパム対策なども1台にまとめた統合型ならUTMです。IPアドレスとポート番号だけで判断するのは従来型のファイアウォールです。
混同しやすい用語との違い
- WAFWebアプリへの攻撃の防御に特化。NGFWはネットワーク全体の通信が対象
- UTMウイルス対策やスパム対策なども1台に統合した製品。中小規模向けとされることが多い
- ステートフルファイアウォール通信の状態(セッション)を追跡するが、アプリの種類までは識別しない