UTM
Unified Threat Management
UTM(統合脅威管理)とは
ひとことで
ファイアウォール・IPS・アンチウイルス・URLフィルタなどを1台に統合した装置。中小規模拠点向け。
たとえると
「多機能ナイフ」です。ナイフ・ハサミ・缶切り・ドライバーが1本にまとまっていて便利で安上がりですが、壊れると全部の道具が同時に使えなくなり、それぞれの専用工具ほどの性能もありません。
現場ではこう使う
社員20人の支店には、専任のセキュリティ担当者がいません。そこで、ファイアウォール、IPS、アンチウイルス、URLフィルタリング、VPNを1台にまとめたUTMを導入し、1つの管理画面で設定と監視ができるようにしました。ただし、UTMが故障すると全機能が止まるため、保守契約と予備機を用意しています。
試験のポイント
EXAM POINT「複数のセキュリティ機能を1台に統合」「中小規模の拠点」「管理が簡単・低コスト」ならUTM。弱点は「単一障害点」になることと、多くの機能を有効にすると処理性能が落ちやすいことです。アプリケーションを識別して制御するNGFW(次世代ファイアウォール)との違いが問われます。
混同しやすい用語との違い
- NGFWアプリケーションを識別して通信を制御する高機能なファイアウォール。UTMは多機能を1台にまとめることが主眼
- WAFWebアプリへの攻撃の防御に特化した装置
- SASEネットワークとセキュリティの機能をクラウドサービスとして提供する。UTMは拠点に置く装置