マルテクテクBETA Security+
TTP
Tactics, Techniques, and Procedures

TTP(戦術・技術・手順)とは

ひとことで

攻撃者の行動パターンを表す概念。IoCより変化しにくいため、TTPに基づく検知は攻撃者にとって回避が難しい。

たとえると

泥棒の「手口」です。「建物に入り込む」(戦術=目的)ために「裏口の鍵を壊す」(技術=やり方)、それも「深夜にバールを使う」(手順=具体的な段取り)といった行動の癖のことです。車のナンバー(IoC)は簡単に変えられても、手口はなかなか変えられません。

現場ではこう使う

脅威ハンティングの担当者が、ある攻撃グループは「正規の管理ツールを悪用して横展開(社内の他の端末へ侵入を広げること)する」というTTPを持つと知りました。IPアドレスやハッシュ値はすぐ変わるため、「普段使わない端末から管理ツールでリモート実行される」という振る舞いを探す検知ルールを作成し、攻撃者が新しいインフラに切り替えた後も、その動きを捉えられました。

試験のポイント

EXAM POINT「攻撃者の行動パターン」「戦術・技術・手順」「脅威ハンティング」と出てきたらTTP。IPアドレスやハッシュ値などのIoCは攻撃者が簡単に変えられるのに対し、TTPは変えにくく、検知できたときの価値が高い点が問われます。TTPを整理した知識ベースとしてMITRE ATT&CKがセットで登場します。

混同しやすい用語との違い

  • IoC侵害の痕跡(IPアドレス、ハッシュ値など)。攻撃者が簡単に変えられる
  • ATT&CKTTPを整理・分類した知識ベース。TTPは概念そのもの
  • APT高度で長期的な攻撃を行う攻撃者(グループ)。TTPはその攻撃者の行動パターン

関連用語

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