SD-WAN
Software-Defined Wide Area Network
SD-WAN(ソフトウェア定義WAN)とは
ひとことで
複数の回線をソフトウェアで一元制御し、拠点間通信を最適化する仕組み。
たとえると
複数の道路の中から、混み具合を見て最適なルートを選んでくれるカーナビです。急ぎの大事な荷物は確実な道を、そうでない荷物は安い道を、と使い分けを一か所から指示できます。
現場ではこう使う
全国に100店舗を持つ小売チェーンは、高価な専用線で本社とつないでいましたが、SD-WANを導入し、一般のインターネット回線とモバイル回線を組み合わせる構成にしました。本社のコントローラーから「レジの通信は安定した回線を優先」といったルールを全店に一括で設定でき、片方の回線が切れても自動でもう一方に切り替わります。
試験のポイント
EXAM POINT「複数の回線をソフトウェアで一元管理」「拠点間の通信を最適化」「設定を集中管理」と出てきたらSD-WANです。SD-WAN自体は主にネットワークの仕組みで、セキュリティ機能までクラウドで統合したものがSASE、と区別しましょう。
混同しやすい用語との違い
- SASESD-WANなどのネットワーク機能に、ZTNAやCASBなどのセキュリティ機能を統合したもの
- SDNネットワークの制御をソフトウェアで集中管理する考え方の総称。SD-WANはそれを拠点間の広域ネットワークに応用したもの