マルテクテクBETA ITパスポート
攻略

計算問題の解き方 5つの基本

4 min read

ITパスポート試験では、毎回いくつかの計算問題が出題されます。計算といっても、使うのはかけ算・わり算くらいです。よく出るパターンの式を覚えて、小さな例で手を動かしておけば得点源にできます。

ストラテジ系:損益分岐点

損益分岐点とは、利益がちょうど0円になる売上高のことです。式は「損益分岐点売上高=固定費÷(1−変動費率)」。変動費率は「変動費÷売上高」です。

例計算
固定費200万円、変動費率60%200万円÷(1−0.6)=200万円÷0.4=500万円
確かめ算売上500万円のとき、変動費は500万円×0.6=300万円。300万円+固定費200万円=500万円で、利益はちょうど0円

テクノロジ系:稼働率(直列と並列)

稼働率は、システムが正常に動いている割合です。装置のつなぎ方で計算の仕方が変わります。

つなぎ方式と例(装置A:0.9、装置B:0.8)
直列(両方動かないとダメ)A×B=0.9×0.8=0.72
並列(どちらかが動けばOK)1−(1−A)×(1−B)=1−0.1×0.2=1−0.02=0.98
MTBFとMTTRから求める稼働率=MTBF÷(MTBF+MTTR)。MTBF(平均故障間隔)450時間、MTTR(平均修復時間)50時間なら 450÷500=0.9
並列は「両方とも止まってしまう確率」を1から引くと覚えましょう。並列につなぐと、どちらか1台だけのときより稼働率が高くなります。直列につなぐと、どちらか1台だけのときより低くなります。

テクノロジ系:2進数と10進数

変換やり方と例
2進数→10進数右から順に 1・2・4・8… の重みをかけて足す。1011 は 8+0+2+1=11
10進数→2進数2で割り続けて、余りを下から順に並べる。13÷2=6余り1、6÷2=3余り0、3÷2=1余り1、1÷2=0余り1 → 下から読んで 1101

テクノロジ系:表計算の絶対参照

表計算ソフトの数式をコピーすると、セルの番地も一緒にずれます。番地の前に「$」を付けると、その部分はコピーしてもずれません(絶対参照)。

数式コピーした結果
C1 の =A1*$B$1 を C2 にコピー=A2*$B$1(A1 は1行ずれるが、$B$1 は固定のまま)
B2 の =$A2*B$1 を C3 にコピー=$A3*C$1($A は列が固定、$1 は行が固定。固定していない部分だけがずれる)

テクノロジ系:データの転送時間

転送時間=データ量÷実際の通信速度 です。ポイントは、データ量の「バイト」を通信速度の単位の「ビット」にそろえること(1バイト=8ビット)と、伝送効率をかけることです。

  1. データ量をビットにそろえる:600Mバイト×8=4,800Mビット
  2. 実際の速度を求める:回線速度100Mビット/秒×伝送効率80%=80Mビット/秒
  3. わり算する:4,800Mビット÷80Mビット/秒=60秒
計算問題は時間がかかりやすいので、本番では一度目印を付けて後回しにするのも手です。式さえ覚えていれば、落ち着いて解けば正解できます。
広告

読んだら、問題演習で実力を確認しましょう。

無料で演習を始める