WBS
Work Breakdown Structure
WBS(作業分解構成図)とは
ひとことで
プロジェクトで作成する成果物や行う作業を、階層的に細かく分解して整理した図。最下層の、担当者・期間・費用を見積もって管理できる単位をワークパッケージという。
たとえると
文化祭の準備を「模擬店」→「看板づくり」「食材の買い出し」「当日の係決め」→さらに「看板の下書き」「色塗り」……と、やることを木の枝のように細かく分けていくようなものです。細かく分けると、誰が何をいつまでにやるかを決めやすくなります。
現場ではこう使う
入社2年目の社員が社内システムの入れ替えプロジェクトのリーダーを任されました。いきなり日程表を作ろうとしてうまくいかなかったため、まずWBSで「準備」「データ移行」「操作研修」などに分け、さらに担当者が見積もれる大きさまで作業を分解しました。作業の漏れが見つかり、日程と担当の割り振りもスムーズに決まりました。
試験のポイント
EXAM POINT「作業を階層的に分解」「ワークパッケージ」と出てきたらWBSです。WBSは「何をやるか」を洗い出すもので、作業の順番と日数を矢印で表すのはアローダイアグラム(PERT図)、その中で最も時間のかかる経路がクリティカルパスです。作業の洗い出しから日程計画へ進む順番を押さえましょう。
混同しやすい用語との違い
- Critical Path作業の順番と所要日数から求める、最も時間がかかる経路。WBSは作業の洗い出し
- Waterfall工程を順番に進める開発モデル。WBSはどの開発モデルでも使う作業分解の手法