AI Agent
AI Agent
AI Agent(AIエージェント)とは
ひとことで
与えられた目標に向けて、LLMが自ら手順を計画し、ツールの利用や結果の確認を繰り返しながらタスクを進める仕組み。決められた手順に沿って動くワークフロー型と、手順の判断までAIに任せる自律型がある。
たとえると
質問に答えるだけの「物知りな相談相手」ではなく、「出張の手配をお願い」と頼むと、自分で航空券とホテルを調べ、予約し、結果を報告してくれる「秘書」のような存在です。任せられる範囲が広いぶん、どこまで任せるかを先に決めておくことが大切です。
現場ではこう使う
営業部では、AIエージェントに「先月の商談記録から追客が必要な顧客を洗い出し、フォローメールの下書きを作る」作業を任せています。エージェントは顧客管理システムを検索し、条件に合う顧客を絞り込み、顧客ごとに下書きを作成しました。ただし、メールの送信は担当者が内容を確認してから行うルールにしています。
試験のポイント
EXAM POINT「目標を与えると、計画・ツール利用・実行・振り返りを繰り返して自律的にタスクを進める」と出てきたらAIエージェントです。1回の質問に1回答える従来の対話型の生成AIとの違いが問われます。権限を与えすぎると誤操作や情報漏えいの影響が大きくなるため、必要最小限の権限やヒューマン・イン・ザ・ループによる承認と組み合わせる点も押さえましょう。
混同しやすい用語との違い
- LLM文章を理解・生成するモデルそのもの。AIエージェントはLLMを頭脳として、ツールや手順と組み合わせた仕組み
- Function Callingツールを呼び出すための個別の機能。AIエージェントはそれを使って目標達成まで動く全体
- Chain-of-Thought考えを段階的に書き出させるプロンプトの工夫。それ自体はツールの実行などの行動を伴わない