Tabletop Exercise
Tabletop Exercise
Tabletop Exercise(机上演習)とは
ひとことで
想定したシナリオをもとに関係者が会議形式で話し合い、インシデント対応計画や手順が機能するかを確認する訓練。実際のシステムは操作しない。
たとえると
家族でテーブルを囲んで「夜中に大きな地震が来たら、誰が子どもを連れ出す?集合場所はどこ?」と話し合うようなものです。実際に避難はしませんが、話してみると「懐中電灯の場所を誰も知らない」といった穴が見つかります。
現場ではこう使う
年に一度、経営層・IT部門・法務・広報が集まり、「ランサムウェアで基幹システムが止まった」という想定で机上演習を行いました。進行役が「攻撃者が身代金を要求してきました」「報道機関から問い合わせが来ました」と状況を追加するたびに、各部門が取る行動を説明しました。その結果、広報の連絡先リストが古いことや、身代金への対応方針が決まっていないことがわかり、計画を見直しました。
試験のポイント
EXAM POINT「関係者が集まって話し合う」「シナリオに沿って口頭で確認」「システムに影響を与えない」と出てきたら机上演習です。実際に模擬的な状況を起こすシミュレーションや、予備のシステムへ切り替えるフェイルオーバーテストと比べて、手間とリスクが最も小さい訓練として問われます。演習後に振り返り(教訓)を行い、計画に反映するところまでが大切です。
混同しやすい用語との違い
- シミュレーション模擬的な攻撃や障害を実際に起こして対応を確かめる。机上演習は話し合いだけで行う
- フェイルオーバーテスト実際に予備のシステムへ切り替えて動作を確認する。業務への影響が出る可能性がある
- BAS攻撃の模擬を自動で実行し、防御の仕組みが機能するかを検証するツール