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Chain of Custody
Chain of Custody

Chain of Custody(管理の連鎖(証拠の受け渡し記録))とは

ひとことで

証拠を誰が・いつ・どこで・何のために扱ったかを途切れなく記録する手続き。証拠が改ざんされていないことを示し、法的な証拠能力を保つ。

たとえると

宅配便の追跡記録のようなものです。荷物が「いつ・どこで・誰の手に渡ったか」がすべて記録されていれば、途中で中身がすり替えられていないと説明できます。記録に空白の時間があると、「その間に何かあったのでは」と疑われてしまいます。

現場ではこう使う

不正な情報の持ち出しが疑われる社員のPCを調査する際、担当者はディスクのイメージを取得してハッシュ値を記録し、元のディスクを証拠保管用の袋に封印しました。その後、分析担当に渡すたびに、受け渡しの日時・氏名・目的を記録用紙に書き込みました。後日訴訟になったとき、この記録によって証拠が改ざんされていないことを示せました。

試験のポイント

EXAM POINT「証拠を誰がいつ扱ったかの記録」「証拠の完全性を法的に証明する」と出てきたらChain of Custodyです。ハッシュ値の記録と組み合わせて証拠が変わっていないことを示す点、記録が途切れると証拠として認められにくくなる点が問われます。データの削除を止めて保全させるLegal Holdとは区別しましょう。

混同しやすい用語との違い

  • Legal Hold訴訟などに備えて、関連データの削除・変更を止めさせる指示。証拠の受け渡し履歴の記録ではない
  • ハッシュ値データが変わっていないことを確かめる手段。誰がいつ扱ったかはChain of Custodyで記録する

関連用語

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