Identity Lifecycle
Identity Lifecycle Management
Identity Lifecycle(IDライフサイクル管理)とは
ひとことで
利用者のIDとアクセス権を、入社・異動・退職などの節目に合わせて管理すること。役割の定義、IDの発行(プロビジョニング)、定期的な見直し、削除・無効化(デプロビジョニング)の流れで行う。
たとえると
社員寮の鍵の管理にたとえると、入寮時に鍵を渡し、部屋替えのときは古い鍵を回収して新しい鍵を渡し、退寮時には必ず鍵を返してもらう流れです。どこかで回収を忘れると、使われていない鍵が残ってしまいます。
現場ではこう使う
ある会社で、退職した社員のアカウントが半年間有効なまま残っていたことが監査で見つかりました。そこで人事システムと連携し、退職日に自動でアカウントを無効化する仕組みを導入しました。あわせて、四半期ごとに各部署の上長がアクセス権を見直す棚卸しも始めました。
試験のポイント
EXAM POINT入社(Joiner)・異動(Mover)・退職(Leaver)の3つの場面で何をすべきかがよく問われます。特に退職時の速やかな無効化と、異動時に前の部署の権限を外すことが重要です。定期的なアクセス権の見直し(棚卸し)は、不要な権限の積み重なりを見つけるための対策です。
混同しやすい用語との違い
- PAM管理者などの特権アカウントを重点的に管理する仕組み。IDライフサイクル管理はすべての利用者のIDが対象
- SSO一度の認証で複数のシステムを使えるようにする仕組み。IDの発行や削除の流れそのものではない