Precision
Precision
Precision(適合率)とは
ひとことで
モデルが「陽性」と予測したもののうち、実際に陽性だったものの割合。式は TP ÷ (TP + FP)。誤検知(偽陽性)を減らしたい場面で重視される。
たとえると
「これは本物です」と鑑定した品物のうち、本当に本物だった割合のようなものです。慎重な鑑定士ほど外れは少なくなりますが、自信のない本物まで見送ってしまうことがあります。
現場ではこう使う
迷惑メールフィルタを導入した会社で、取引先からの重要なメールが迷惑メールに振り分けられる苦情が相次ぎました。担当者は、迷惑メールと判定したもののうち本当に迷惑メールだった割合である適合率を重視して判定のしきい値を調整し、正常なメールの誤判定を減らしました。
試験のポイント
EXAM POINT「陽性と予測したもののうち、実際に陽性の割合」と出てきたら適合率です。日本語の「精度」は正解率(Accuracy)の意味で使われることも多いため、用語の取り違えに注意しましょう。分母が「予測した側」である点が、分母が「実際に陽性の側」である再現率との区別のポイントです。迷惑メール判定のように誤検知のコストが大きい場面で重視されます。しきい値を変えると適合率と再現率はトレードオフの関係になることも問われます。